DVDやBD, ネット上の動画コピーなどについて、著作権はどうなのか考える

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最近はyoutube上に音楽やテレビなどにアップロードさせている動画や、はたまたファイル共有ソフトによる動画などのダウンロード、アップロードがありますがその辺の法律的にどうなのか考えていきます。

なお、以下に書いているものは文化庁 著作権テキストH25版 見て書いており、あくまで参考として読んでいただきたい。また、すべての内容について説明を行うと時間がとんでもなく長くなってしまうので、映像について関係があるものを紹介していきます。

著作権ってなんなの?

著作権は特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つです。

インターネット上の著作物(動画など)の利用はどうなるの?

以下に引用を書いていますが、簡単に言うと個人で利用する分(次項解説)でダウンロードすることはいいけれど、他人の著作物をちょっとでも含んだものをアップロードすると違法です。ファイル共有(交換)ソフトはアップロードも同時にしているから違法となります。

[1]ネット上で入手した著作物を利用する場合と[2]自分のホームページで他人の著作物を利用し送信する場合、[3]ファイル交換で音楽などを入手・交換する場合が考えられます。
[1]インターネットで他人の著作物を入手し、自分でそれを私的に複製利用することは自由です。しかし、それを複製し配布するなど私的利用の範囲を超えて利用することは認められません。自分のホームページに取り込んで利用することもできません。
[2]ホームページに他人の著作物を利用することは、複製及び自動公衆送信に該当し、著作権者の了解が必要です。実際に送信が行われなくても、著作物を入力し送信可能な状態にする行為も同様です。
[3]ファイル交換で音楽作品などをダウンロードする行為は、「私的使用のための複製」(第30条)と思いがちですが、一般的にファイル交換の場合は、自 分が入手すると同時に公衆に向けて自分のファイルを送信可能の状態に置くことになりますから、権利者に無断で行えば著作権侵害となります。

違法配信されているものの私的使用におけるダウンロードは?

インターネット上の著作物の利用はどうなるの?の違法配信バージョンについて書いています。
これはダウンロードだけでもアウトです。2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられます。ですが、違法配信とは知らなかったり、有償で提供又は提示されている音楽や映像であることを知らずにダウンロードした場合はこれに当てはまりません。

インターネット上で著作権を侵害してアップロードされている音楽・映像等 について,その事実を知りながらダウンロードを行うことは ,私的使用のためであっても,第 30 条に定められた例外の適用範囲から除外し,原則 どおり権利者の許諾を要することになりました

レンタルのDVDやBDからのコピーはどうなの?

通常は権利者の許可なくコピーすることは許されていません。しかし以下の条件では使用することができます。

  • 家庭内などの限られた範囲で、仕事以外の目的で使用すること
  • 使用する本人がコピーすること
  • コピーガードを解除して(解除されていることを知りつつ)コピーすることでないこと。
  • 著作権を犯したインターネット配信と知りながら、音楽や映像をダウンロードするものでないこと。
  • 誰でも使えるような状態で設置してあるダビング機を用いないこと(対象が思いつかないです)

つまりこの場合だとコピーガードを解除しないとコピーはできないので、違法となります。

なおBDレコーダー(TV放送などを録画するもの)で使うblu-rayディスクはすでに私的録音録画補償金制度により補償金を支払っているので、問題ないです。CDやDVDなども同様です。

DVDやblu-rayディスクに録画用とデータ用で分けてあるのはこの補償金の有無によるものです。

HDDに保存するレコーダーもありますが、現在は補償金をかけるかは検討中であり、今のところは問題ないです。

なら、違法な動画をYouTubeなどで見たら違法になるの?

極論としてこういう考えも出てきますよね。 もちろんアップロード者は違法ですが、YouTubeで通常視聴する場合についてのダウンロードは情報処理の過程としてならば例外とされていて問題ないです。

まとめ

著作権の侵害は犯罪行為であり、10年以下の懲役または1000万円以下ですが親告罪(以下説明文)ですので、万が一著作権を犯しているかも?という行為を行う場合はアップロードなどはせずにひっそりと使いましょう。

他人の著作物をコピーするような行為は,「 他人の土地に入り込んでいる」という場合と 同様に,客観的には「了解を得ているかどうか」が不明ですし,仮に了解を得ていないと しても,権利者が「まあいいや」と思っている場合は問題ないため,警察等による取り締まりには, 権利者による「告訴」が必要(親告罪) とされています。

今回調べてみて思いましたが、なんといいますか、かなり複雑ですね。著作権テキストというpdfファイル(172ページもある!!)をよんで書きました。書いてみると世の中にありふれたような記事になってしまったのが残念ですね。これでも4時間くらい記事を書くのにかかってますので。

参考サイト

文化庁 著作権制度の解説資料

 

以下は詳細に解説できなかった関連部分引用

エ 私的使用の目的をもって,有償著作物等( ※ )の著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信を受信し て行うデジタル方式の録音又は録画を ,自らその事実を知りながら行って著作権又は著作隣接権 を侵害した者(第119条第3項)(※「有償著作物等」とは 録音され,又は録画された著作物,実演,レコード又は放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像であって,有償で公衆に提供され,又は提示されているもの(その提供又は提示が著作権又は著作隣接権を侵害しないものに限る)をいいます。 → 2年以下の懲役又は200万円以下の罰金(懲役と罰金の併科も可)(親告罪)

 

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